歯の色がきになる場合にはいろいろあります。主な原因としては 1.食品用色素やお茶などの歯の表面からの外因性の着色。 2.歯の神経が死んでしまっていることによる内因性のもの 3.歯の形成不全 4.虫歯 等が挙げられます。 1.の場合は、気になるようであれば歯科医院で一度きれいにしてもらいましょう。一度ついてしまった汚れは歯ブラシでとるのは難しいでしょう口呼吸をしていると着色しやすいので、唇を閉じるようにしましょう。 2.の場合は歯科医院での治療が必要です。 3.は永久歯ができつつある乳幼児期に、体調が悪かったなどの理由で十分に歯が形成されない時に起こります。気になるようであれば一度歯科医院へご相談ください。
よくある質問
FAQ
私たちがお答えします
ラミネートベニアは誰でもできるのでしょうか?
歯の変色の度合いやかみ合わせによっては適用でないこともあります。一度ご相談ください。
ハイブリッド、オールセラミック、ジルコニアなどのメリット・デメリットを教えてください。
ハイブリッドはプラスチックとセラミックの混ぜ物で、安価に白く出来るのですが逆を言えばプラスチックとセラミックの悪いとこ取りでもありますのでシエル歯科では扱っていません。オールセラミックは光が透過するので自分の歯と色がなじみやすいですがメタルボンドに比べると割れやすいともいえます。
小児矯正の考え方
歯並びへの関心は年々高まっているように感じられます。幼児期では悪習癖が原因となる不正咬合に関する知識を伝え、なるべく矯正治療を受ける必要がなくなるように指導することが望まれる。 また、遺伝的要因である場合には、幼児期には心配せずに、矯正相談適正時期に相談をうけるよう指導します。 また、第1期治療を適切な治療時期に受けることで、不正の状態の悪化を防ぐことができる場合が多いので、永久歯に生え変わるのを待つのではなく、矯正相談適正時期に必ず受けることをお勧めします。
第1期治療 (早期治療)
小学校低学年の思春期成長前に行う治療。成長とともに状態を悪化させる要素を取り除き、そのあとの成長発育ができるだけ正常に近くなるように軌道修正することを大きな目的にしています。 1.2年の治療の後、生え変わりや成長の様子を経過観察し、永久歯が萌出し、成長が終了するころ、第2期治療へ移行していきます。
第2期治療 (仕上げ治療)
成長終了後、永久歯列に生え変わってから行う治療。上下すべての歯にブラケットを装着し、完全な咬合に仕上げる治療。初診時が成長終了後である場合は、初めから第2期治療となる。成長発育が終了しているためその後の変化は小さいので、不正咬合による顎関節などへの悪影響がなければ開始時期はいつで良いと思います。
矯正相談適正時期
年齢でいえば6,7歳のころ、萌出状態でいえば下前歯4本が生えた頃が良いと思います。 お子様の場合、個人差もあるので3カ月に1回ぐらいは定期的に確認を行い、適正時期を見極めるといいと思います。逆に、開始が遅くなり、思春期成長期にさしかかってしまうと、成長発育のコントロールが難しくなるために、抜歯が必要になったり、難しいケースになってしまうことがあるので早めの相談をお勧めします。
3歳6カ月です。歯並びが気になります。だいじょうぶですか?
まず、指しゃぶりや口呼吸、変則かみなどの悪習癖があればやめるように心がけ、なければ遺伝的な要素が大きいため、あまり心配せずに毎日の食事を楽しくしっかり噛んで食べることに留意して、適正時期に相談してください。骨格的に異常がみられる場合は矯正治療を早めに相談することをお勧めしますが、それでも5歳以降で良いと思います。
乳歯列の受け口(反対咬合)は放置してよいの?
永久歯への交換時期(6歳ごろ)に自然治癒する場合もあるのでそれまでは様子を見てください。しかし、生え変わった後も、反対咬合であれば、すぐに治療開始することをお勧めします。
オープンバイト(開咬)ですがわるいことですか?
下記のような問題が考えられますので一度、矯正相談を受けてください。 ・前歯でものが噛めない ・口呼吸の原因となる ・奥歯だけに負担がかかるので早く動揺を起こし始めるなど奥歯に問題が起こりやすくなる。 ・顎関節にも負担がかかりやすくなるので顎関節症の原因となる場合もある オープンバイトは舌や口唇を上下前歯の間にはさむという癖が関係していることが多いので0-分バイトの程度は毎日の癖によりますます悪化することが予想されます。
歯並びの悪さは遺伝しますか?
歯の形 大きさ 数 顎の大きさ 形は概ね遺伝することが多いと言われています。
歯医者に腕の差はあるのでしょうか?
あります。心配ならば、実際に歯科医院で最初に治療や費用についてご自分の希望をお話ししてみるのもよいかと思います。その解答や雰囲気で決定されてもいいと思います。
定期健診はどれぐらいの間隔で行けば良いのでしょうか?
当院では3カ月に1回を推奨しています。
病気や飲んでいる薬は歯医者さんに伝えた方が良いのでしょうか?
歯科医院で処方する薬は飲み合わせの悪い薬を出すことは少ないですが念のためお伝えください。
親知らずは抜いた方が良いのでしょうか?
親不知の治療は器具が入りづらく、治療自体が不確実になりやすいです。また、歯磨きも届きづらいところなので虫歯も再発しやすいです。どうしても抜きたくないという方以外では抜くというのも選択肢の一つにしてもいいかもしれません。
取れた詰め物を飲んでしまいました。大丈夫でしょうか?
大丈夫です。2,3日したら体外に排出されます。稀に高齢の方などは肺に入ってしますことがあります。その場合はすぐにかかりつけ医に見てもらってください。
予約のキャンセルはできますか?
キャンセルはできますが、あまり多い場合は他の患者様の迷惑になりますので診療自体をお断りしています。
ぜひ知人に紹介したいのですが、紹介制度などはありますか?
紹介制度は特に設けてはいませんが、いつでもご予約は承っております。
どんな症状に注意すればよいでしょうか?
歯周病は、プラークや歯石に棲む歯周病菌が歯ぐきや顎の骨などの歯周組織を破壊する病気です。歯ぐきの炎症にはじまり、次第に顎の骨が溶け、最悪の場合、支えを失った歯は抜け落ちてしまいます。むし歯を上回り、歯を失う原因の第一位とされています。 初期の自覚症状に乏しいため、気付いたときにはかなり進行していることも珍しくありません。そのため、日本の成人の約8割が知らないうちに歯周病になっている、もしくはその予備軍ともいわれています。 「歯ぐきが腫れている」「歯みがきのときに血が出る」このような症状は歯周病のサイン。このような症状があらわれたら、進行する前にお早めに当院へご相談ください。
歯周病の進行度は人によって違うのでしょうか?
歯周病の原因は細菌ですが、その細菌に対する反応には個人差があります。風邪をよくひく人もいれば、ほとんどひかない人がいるのと同じように、歯周病の進行度には体質(免疫力)が大きく影響します。また、体質以外にも歯周病に影響を与えるものには、喫煙や糖尿病、そしてストレスなど様々な要因があります。したがって、同じように歯を磨いていても、歯周病の進行度には個人差がでてきます。患者様ごとの体質やリスク、習慣等を把握し、それぞれに適した治療計画を練ることが大切です。
歯周病は何歳くらいの人に多い病気でしょうか?
概ね、35歳ぐらいから進行するといわれています。人によっては30代から進行する場合もありますし、60歳を過ぎても進行しないと言われています。節目の年齢になったら、症状がなくても健診にいくことをオススメします。歯周病は、できるだけ早い段階からの予防が重要です。きちんとした歯磨きをして、定期的に歯科にかかるようにしていけば、進行を遅らせることは可能です。髪の毛を切りに行くくらいの感覚で、気楽にお掃除にいくといいとおもいます。
男女どちらの方が発症しやすいのでしょうか?
一般的に意外かもしれませんが男性より女性の方が進行しやすいと言われています。女性が男性よりも歯周病にかかりやすい原因として考えられているのが、プロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンです。女性ホルモンは女性らしい体つきや髪の毛の育成などに関わる性ホルモンとして知られていますが、歯茎の腫れや出血を起こしやすくする性質があるのです。そのため、女性ホルモンの分泌量が多くなると歯周病菌を含むバイオフィルムの影響を受けやすくなり、歯肉炎や歯周炎を発症しやすくなってしまうのです。女性にはホルモンバランスが乱れて、女性ホルモンが過多になってしまう時期があるのです。この時期に入ると歯周病を起こしやすくなります。
どのような人が歯周病になりやすいのでしょうか?
歯周病は特定の細菌により引き起こされる感染症です。その細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)です。プラークとは細菌の塊です。プラークの中に、むし歯の原因菌も歯周病の原因菌も存在しています。むし歯同様、歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石が付いていないことが歯周病の予防には重要です。しかし、歯周病の発症や進行にはそれ以外の要素も大きく関わっています。上に述べたように、歯周病の発症や進行には、炎症という免疫応答の作用が関わっています。そのため私たちの生体としての免疫力がその進行や発症に関与します。糖尿病のような持病があったり、また他の疾患や疲労、ストレスなどで免疫力が低下していたりすると、進行・悪化しやすいのです。体調の悪いときに限って、歯肉が痛んだりしたことはありませんか?特に糖尿病については、免疫機能以外の諸症状も歯周病のリスク因子になるものが多く、また歯周病原菌が糖尿病を悪化させるリスク因子になることもわかってきており、その関連性は注目されています。
タバコはなぜ歯周病に悪いのでしょうか?
歯周病のリスクファクターは歯の汚れだけではありません。そのひとつがたばこです。ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。ではどうしてたばこが歯周病を悪化させてしまうのでしょうか。たばこに含まれるニコチンや煙に含まれる一酸化炭素の作用により、 (1)歯周病菌と戦う白血球の機能が低下してしまう (2)血管が収縮して歯茎に十分な酸素や栄養素が供給されない (3)組織修復機能が妨げられる などということが惹き起こされます。 これらの作用により、喫煙者の歯周病は発症すると進行が早く、また治癒しにくくなってしまうのです。そして出血の自覚症状が出にくく、発見が遅れる原因にもなります。また、たばこは口臭や口腔癌や味覚鈍麻の原因にもなり、もちろん全身のリスクファクターでもあります。しかし禁煙することでこの危険性が下がっていくことも分かっています。
妊娠中の歯周病対策は?
妊娠中は、女性ホルモンの影響を受けたり、つわりでブラッシングが不十分になったりするために、歯肉の炎症を起こしやすい環境になります。基本的には、口腔清掃と歯石除去により改善されますので歯科医院を受診してください。また、妊娠中の歯科検診は一度は必ず受けるようにしてください。
歯周病になると早産になりやすいのですか?低体重の子供が生まれやすいのですか?
妊娠中の女性のうち、歯周病の人は、そうでない人に比べて、低体重児を早産する確率が高くなるという報告があります。歯周病菌が子宮の収縮に間接的に働きかけ、その結果として子宮頚部が拡張子し、早産になると考えられています。
糖尿病がある場合の注意点はありますか?
薬物療法をしている場合は、服用している薬やインスリンの種類と量を必ず歯科医師に伝えてください。また、麻酔を使用した治療後は、麻酔が切れるまでや術部が治癒するまで食事が十分に摂れない期間が(処置に応じて数時間から数日間)生じることもあるので、薬物療法をしている人は低血糖に注意する必要があります。もちろんこのような場合、歯科医師は糖尿病の主治医に連絡をとってから治療しますが、患者さん自身も、あらかじめ主治医に相談しておくようにしましょう。特に低血糖発作を起こしたことがある人は、治療中にも発作が起きることがあります。この場合は糖分摂取により改善しますので、万が一のお守りとしてアメなど糖分を摂取できるものをお持ちになられたほうが望ましいです。また治療の時間帯は発作が起きにくい食後の時間帯を予約することをおすすめします。
どの段階で歯医者さんへ行けば良いでしょうか?
代表的な病気であるむし歯と歯周病では、「少し様子を見る」ことは良い判断とはいえません。なぜなら、「歯医者に行かなくては」と思い始める段階では、様子を見ていても良くなることはないからです。初期のむし歯や歯周病では、歯の再石灰化やブラッシングなどの口腔ケアで回復することも可能ですが、この初期段階では自覚症状はほとんどありません。 そして痛みや歯のグラつき、膿が出るなどの症状が出てから歯科医院に行く時点では、病気はかなり進んでいるということなのです。ですから、痛みやその他の自覚症状が出れば、すぐに歯科医院へ行ったほうが良いし、もう少し早い時期…水がしみる、歯の表面に変化がある(白く濁る、黒い穴、溝が黄変など)、歯茎の出血、といった少しの異変に気づいたときに診てもらえば、治療期間も短く痛みも少なくてすみます。 自分でチェックして自覚症状がない初期の段階でむし歯や歯周病を見つけることは難しいかもしれません。歯科医院の定期健診では、3ヶ月や6ヶ月に一度といった頻度で、専門家にお口のなかの状態をチェックしてもらえるので、初期の段階での発見ができます。あわせて歯のクリーニングやブラッシングの指導を受け、お口の中をよりよい状態に保つことができます。 歯科医院に行くタイミングが「悪くなったとき・痛くなったとき」の方、考えを少し変えて、歯科医院に行くのは「少しの異変に気づいたとき」にして、さらに一歩進んで「悪くなる前」(定期健診)に変えてみてはいかがでしょうか。
歯磨きと薬による新しい歯周除菌治療って?
歯周病医療といえば昔から歯磨き指導や歯石を除去したりする歯の周りのお掃除がどの歯科医院でもされている基本的な治療です。 しかし、この基本的な治療をしても、一生懸命歯磨きをしても、なかなか歯肉の炎症がとれず、歯肉の腫れや出血 口臭で悩まれ、歯周病で歯を失う方がいることも事実です。 ところが、簡単に薬で治す方法が見つかったのです。原因である歯を特定し、薬でその菌を退治することができるようになったのです。 この治療法は最新式の治療方法で「顕微鏡を使った歯周内科療法」です。
どんな歯医者さんにかかるべきでしょうか?
回答が難しい質問ですが、患者さんも十人十色なら、歯科医院も十人十色です。実際に通院中の患者さんの話を聞いてご自分が信頼できる、安心できる歯科医院を納得できるまで探してください。心配ならば、実際に歯科医院で最初に治療や費用についてご自分の希望をお話してみるのもいいでしょう。 歯科医師はできる範囲で反映させると思います。治療方法、治療期間、治療費用についてはよくご相談いただき、その回答や雰囲気で決定されたらいかがでしょうか?ご自分に合わない場合は、歯科医院を変えられるのも一方法でしょう。
なぜ、従来の治療法だけだと治らないの?
一つはみなさん驚くかもしれませんが口の中にあるカビが原因になっているのです。カビは直接、歯の周りの骨を攻撃することはありません。歯周病菌をガードするように周りをおおって住処になってしまっているのです。そうすることによって薬用成分が歯周病菌に完全には行き届かなくなってしまうのです。カビは歯磨き粉に含まれている成分では死にません。ゆえに、カビをやっつけてくる特殊なお薬が必要になるのです。 二つ目の原因は従来の歯周病治療の方法にあります。一般的な歯周病治療は歯石取りと歯面清掃です。いままでは、歯周病菌の量を減らしているばかりで菌の質の改善には関与していませんでした。その為、汚れを取ってもカビを除菌していない為、また、すぐに菌が増えて、症状が再発してしまうのです。だから、定期的に歯医者さんに通っていても歯周病が治らないということがあるのです。
実際にどういうことをするの?
まずは、位相差顕微鏡で菌の確認を行います。そして、菌の種類や量により、カビを殺す歯磨き剤によるブラッシングと歯周病菌に最も効果のあるお薬で徹底的に除菌をします。同時に、菌やカビの住処を特殊な消毒薬で洗浄していきます。その後、菌の状態が改善されているのを確認し、歯石除去や歯面清掃を行っていきます。